手首に負担の掛かる動きによって起こるテニス肘に対応 | 捻挫や膝の痛みなら長町の整体院DOLMIL

-テニス肘とは、医学的には 外側上顆炎 と呼ばれ、肘の外側にある「上腕骨外側上顆」という部分に炎症が起きる状態です。

特徴的なのは、次のような動作で痛みが出やすいことです。

✅ドアノブを回す

✅ペットボトルのフタを開ける

✅雑巾を絞る

✅ラケットを振る

テニスをしている人に多く見られるため「テニス肘」と呼ばれますが、

.実際にはテニスをしていない人でも発症します。

特に パソコン作業や家事など、手首を繰り返し使う動作 が多い方に起こりやすい症状です。

肘の外側が痛むのはテニス肘（外側上顆炎）、
一方で 肘の内側が痛む場合は「ゴルフ肘（内側上顆炎）」 の可能性があります。

👉 ゴルフ肘について詳しくはこちら

テニス肘の主な原因は、前腕の伸筋群（手首を反らす筋肉）の使いすぎ です。

ラケットを振る動作だけでなく、日常生活の繰り返し動作でも肘の外側に負担がかかります。

代表的な原因としては、次のようなものが挙げられます。

✅ラケットスポーツ（テニス、バドミントンなど）での反復動作

✅パソコン作業やマウス操作など、長時間の手首使用

✅家事（雑巾を絞る、包丁を使う、フライパンを振る）

✅加齢による腱の変性（組織が弱くなる）

その結果、肘の外側に炎症が起こり、物を持ったり手首を動かすだけで痛みが出るようになります。

保存療法
　- 安静・湿布・痛み止め（NSAIDs）
　- 温熱療法・ストレッチ
　👉「最初にやる基本的な治療です」

サポーター（エルボーバンド）
　- 動作時の負担を減らすために装着する
　- 日常生活で痛みが和らぐケースもある

リハビリ
　- 前腕のストレッチや筋トレを少しずつ追加
　- 痛みが落ち着いてから再開される

注射
　- ステロイド注射：炎症を一時的に抑える
　- PRP療法（自己血小板注入）：腱の修復を促すと言われている
　👉「早く痛みを抑えたい人に選ばれることが多い」

手術
　- 腱の炎症部位を切除したり、修復する手術
　- 保存療法で半年以上改善しない場合に検討される

病院で湿布と注射を繰り返しましたが、なかなか改善しませんでした。

家事やパソコン作業でも肘が痛くて、もう一生治らないのかと思っていました。

Dolmilさんでは“肘だけでなく全身の使い方”を見てもらえて、少しずつ動きが楽になり、今では再発も気にならなくなっています。

肘の痛みを訴えているのに、肘には直接触れず「肩こりですね」と肩だけを揉まれるケース。

一時的に楽になっても、根本的な改善にはつながりません。

病院で「年齢のせい」「腱が弱いから仕方ない」と言われ、改善を諦めてしまう方も少なくありません。

しかし実際には、肘そのものだけでなく 体全体の使い方に原因がある 場合も多いのです。

テニス肘は「肘だけが悪い」のではなく、肩・体幹・股関節・足首など 全身の連動が崩れることで肘に負担が集中している ことがほとんどです。

だからこそ、肘に触れるだけではなく「全身を整える」ことが重要になります。