胸郭出口症候群とは、
鎖骨のまわりで神経や血管が圧迫されることで、肩や腕・首にかけて痛みやしびれが起きる症状です。
手を上げたり、重い荷物を背負ったり、長時間同じ姿勢で座っていたりする事で、
筋肉や靭帯が緊張して鎖骨周り(胸郭)と首の間のスペースが狭くなる事で、腕の神経と血管が圧迫され、症状がひどくなると腕が上がらない、リュックが背負えない、夜も眠れないなど、日常生活に大きな支障をきたします。
病院でレントゲンやMRIを撮っても「異常なし」と言われることが多いです。
胸郭が狭くなっている為のしびれという事はわかっていますが、
なぜ胸郭が狭くなるかの根本原因は不明なので
とりあえず、痛み止めやリハビリを行い、それでも改善できない場合は手術と言う手段で胸郭に隙間を作ってしびれ痛みを軽減させる方法を行うのが現状のようです。
ですので、どこに行っても良くならない…と悩んでいる方が非常に多いのがこの症状の特徴です。