首、肩、腕を動かす筋肉は、実は肩甲骨から伸びています。
特に、ピアノを弾く時、鍵盤に手を置く動作は
両肩甲骨が外側にスライドして開くという動きが関わっています。
しかし、肩甲骨を動かす筋肉が機能していないと
肩甲骨は全く動かないので、
代わりに別の筋肉を使って肩甲骨を外側に開くという働きをします。
その筋肉が
肋骨から肩甲骨(烏口突起)に付いている小胸筋!!
小胸筋が肩甲骨を外側にスライドし続ける事で
両肩甲骨が外側に引っ張られ続けて、背中が痛くなります。
また、小胸筋は働き過ぎて疲労して、
小胸筋が付着している鎖骨周りの痛みが出ます。